Googleマイビジネスを検索結果に露出させて集客に繋げるためには、Googleのガイドラインで求められている情報を正しく掲載する必要があります。

ここでは、より上位に表示されるための改善施策、マイビジネス情報を正しく表示させる方法、便利な「検索クエリ」機能についてご紹介します。

Googleマイビジネスの検索順位(表示される順番を指します)を上げるためには、Googleのガイドラインで求められている情報を掲載する必要があります。

ここでは、検索順位を上げるための改善施策、Googleマイビジネス情報を正しく表示させる方法、便利な検索クエリ機能についてご紹介します。

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Googleマイビジネスの検索順位を上げる4つの施策

ウェブ検索の中で重要度が日々増しているGoogleマイビジネス。しかし、順位を上げるための方法については、まだ模索中という方も少なくないのではないでしょうか。

その基本になるのが、Googleが出しているガイドラインです。これを参考に、確認すべきポイントや施策をご紹介します。

施策1:ビジネス内容・住所・営業時間などを正確にすべて入力

まずは基本中の基本、Googleマイビジネス管理画面の入力欄をできる限りすべて埋めることです。

ただ、業種やビジネスの状況によっては入力できない場合もあるので、少なくとも次の項目を埋めるようにしましょう。これらはNAP※情報と呼び、Googleがその場所に店舗が本当にあるのか、を判断することに役立ちます。

※NAP とは Name(ビジネス名)・Address(住所)・Phone(電話番号)を略したローカルSEO用語

  • 社名、店名
  • 業種カテゴリ
  • 所在地、サービス提供地域
  • 営業時間
  • 電話番号
  • ウェブサイト
  • ビジネスの説明

施策2:訴求力のある写真を追加

基本的な情報を入力したら、次のステップは写真です。写真があるとないとでは、ユーザーの印象が大きく変わるので、それが結果的に検索結果にも影響を及ぼすと考えられます。

とくにスマートフォン検索の場合、ユーザーはほとんど文字を読まず、画像から情報を読み取っています。したがって瞬間的に店舗の魅力をアピールするには画像が必須です。(実際に、みなさんがユーザーとして検索してください。文字よりもまず写真に目がいくはずです)

たとえば飲食店の場合を考えてみましょう。次の店舗のうち、どれが望ましいでしょうか。

店舗A:写真なし

店舗B:店舗運営者が撮影した写真、または店を訪れたユーザーが撮った写真のどちらかだけが表示されている

店舗C:店舗運営者が撮影した写真と、来店客が撮った写真が両方とも表示されている

言わずもがな、店舗Cですね。その理由は、下の2つです。

①店舗が一番見せたい写真を掲載できる

(=虚偽はNGだが、光の加減や盛り付けなど、ある程度の演出ができる。また、来店客が必ずしも上手な写真を撮るとは限らない)

②来店客がユーザー投稿してくれる

店が気に入った場合、外観や内装、注文したメニューなど、自分たちでは撮りきれない写真をアップして、マイビジネスの情報量をより豊かにしてくれる

また、店舗運営として写真を撮影する場合はユーザーの気持ちになることも重要です。たとえば子どもやペット連れでも入れる店ならば、それを実際に表現する写真(個室の様子やペット連れ専用席など)を撮ったり、初めての来客者のために入り口の写真を撮って店舗付近で迷わないようにするのもおすすめです。

写真はスマホでOK、構図に迷ったら検索を

写真を撮る際、必ず気になるのが写真のクオリティです。良いものを撮らなければいけないという思い込みがあると、「一眼レフカメラがないから…」などのようなネガティブな材料に目が行きがちです。

しかし、最近はスマホでも十分画質が高く、無料の写真加工アプリもあります。また、あまりにも作り込みすぎた写真は、現実とのギャップが大きくなってしまうので、良い意味での“素人感”もリアルな様子を伝える際にはプラスにはたらきます。

また、建物や料理、スタッフなど、撮影する対象ごとに良い構図を検索することができます。文章と同じく、プロの腕前とはいかずとも、お金をかけずにユーザーに情報を伝える写真を撮ることは十分可能です。

施策3:ユーザーからのレビュー・口コミを促進し、投稿には必ず返信を

3つめの施策は、ユーザーからの評価です。

もちろん全ての来店客がマイビジネスへの投稿に慣れているわけではないので、店舗側で投稿を促すことも大切です。接客中やお会計の際に、口頭で直接お願いしてみましょう。

Googleは直接的にインセンティブ(例:お会計の割引、商品やサービスを一部無償でサービスすること)を付与することを禁止していませんが、できる限り自然な会話の中で依頼することで本音でレビューを書いてくれるはずです。

また店舗にQRコードを置いて、そこからスマートフォンでURLにアクセスしてもらいレビューを投稿する方法など、お金をかけずにやれることもあります。

ネガティブなレビュー・口コミはチャンス

Googleマイビジネスに投稿されるレビューは、必ずしも良いことばかりではありません。来店者それぞれの感じ方で、時には想定以上にネガティブなことや事実と異なることも記載されることはあります。

「うちはこんなサービスしてない!」と言いたくなる気持ちをグッとこらえ、来店していただいたことに感謝し、真摯に丁寧にコメントを返信しましょう。

ネガティブな口コミこそ、他のユーザーは良く見ています。その中で、店舗運営者が返信せずに無視をしていたり、感情的なコメントを残してはますますユーザーは遠のきます。

サクラ投稿やレビュー集め代行業者には注意

実際に来店したお客様からのレビュー集めだけに専念しましょう。Googleはなりすまし、によるクチコミ投稿をガイドラインで明確に禁止しています。

レビューの数だけが全てではありません。また、ポジティブ/ネガティブなこと両方が混在していて初めてユーザーはその店舗レビューを信用します。

業者を利用することで短期的に評価を上げ、売上を増やすことができるしれませんが、実際に店舗に訪れたユーザーがマイビジネスの記載と事実が違うことを指摘し、炎上するリスクも考えられます。

評判を売りにするために始めたレビュー施策が、かえって炎上することになればそれこそ本末転倒。地道な声がけや、サービス品質を上げることで自然と口コミやレビュー集まる状態になることを目指しましょう。

施策4:定期的に「投稿」して情報を更新する

クチコミやレビュー評価はユーザーの行動を待つしかありませんが、運営者ができるのが定期的な情報更新です。

マイビジネスの管理画面でいうと、メニューにある「投稿」を使うことで、最新情報を届けることができ、結果として検索結果にも影響を与えられると考えられます。

投稿は、次のような例があります。基本的には、ソーシャルメディアと同じように、写真+簡単な文、あるいは動画を使うことが良いでしょう。

  • 飲食店:新メニューや仕入れた旬な食材
  • 英会話教室:入会キャンペーンや先生の紹介
  • 小売店:セール情報や新商品

番外編:そもそも…登録した情報が表示されているか確認

なお、これらの施策の前に登録した自社のGoogleマイビジネスが表示されるかどうか確認しましょう。

ここで自社情報が表示されなければ、検索結果での表示を上げることをめざす前に、対応が必要です。まずは自社、あるいは店舗名をGoogleで検索してみてください。

もし下のような画面が表示されなければ、マイビジネスの情報が検索結果に反映されていない可能性が高いです。

▲「ファベルカンパニー」で検索するとスマホ(左)、パソコン(右、赤線内)それぞれのフォーマットでGoogleマイビジネスの情報が表示される

もし社名や店舗名で検索しても上のような枠が表示されない場合、次の原因が考えられます。

原因1:ビジネスオーナーの認証ができていない

Googleマイビジネスのアカウントが、本当にその会社・店舗の運営者によって管理されているかどうか、Google側で確認を行っています。

この作業を行わないと検索結果にマイビジネスの情報が出ない可能性があります。

現在の状況を知るためには、Googleマイビジネスにログインし、左のメニューバーにある「ビジネス情報を管理」から確認することができます。

▲オーナー確認ができている場合には、ステータスが「確認済み」となります。保留、または未確認の場合にはオーナー認証がうまくいっていません。

原因2:ビジネス情報が Googleのガイドラインに準拠していない

Googleマイビジネスのガイドラインによると、検索結果にリストアップされる業種にも制限があります。対象店舗についてはこのような原則があります。

Google マイビジネスのリスティングの対象となるのは、営業時間内に顧客と直接対応するお店やサービスです。

逆に対象外になるのは以下です。

以下のビジネスはリスティングの対象になりません。

  • 別荘、モデル住宅、アパートの空き部屋などの不動産賃貸物件や販売物件。ただし、販売または賃貸業務を行うオフィスはオーナー確認の対象になります。
  • 所有権や代表権を持たない場所で継続的に実施するサービス、教室、集会。

少し分かりづらいかもしれませんが、不動産業を行う企業・支店はマイビジネスで登録できます。しかし、そこで扱う個々の物件をマイビジネスに登録して紹介することはできません

また、業種としては問題がなくても、記載内容に問題がある場合はガイドライン違反とみなされ、公開されません。ガイドラインにリストアップされているNG例を列挙します。

  • ユーザーの誤解を招く恐れがある
  • 質が低い、関連性がない、または閲覧の妨げとなる
  • 特別キャンペーン、特別料金、などを過度に強調する
  • リンクを含むコンテンツ
  • 不快または不適切なコンテンツ ※差別、侮辱的、性的に露骨など
  • 禁止されているコンテンツ ※違法な商品、自動搾取・虐待

※詳細は「Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン」を参照

原因3:ビジネス情報がまだ反映されていない(情報入力から間もない場合)

オーナー確認やマイビジネス情報の登録から間もない場合、すぐに反映されない可能性もあります。上記の原因2つが考えられない場合、1~2日待つとよいでしょう。

それでも登録した情報が表示されない場合、マイビジネス管理画面のメニューバーの一番下にある「サポート」からGoogleに問い合わせてみてください。

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・注意事項
本キャンペーンは店舗をお持ちの事業会社様を対象としたキャンペーンになります。そのため、お申し込みいただいた後に簡単な審査をさせていただき、その結果、本キャンペーンの対象とは異なると判断した場合には、お申し込みをお断りさせていただくことがございます。また、本キャンペーンは予告なく変更、終了する場合があります。予めご了承ください。

まとめ

今回のコラムは読者の皆様のお役に立てましたか?Googleマイビジネスは、検索結果でも上位部分に表示されることも多くなり、たくさんの検索ユーザーの目に触れるようになりました。

それゆえに、ガイドラインに抵触するような活動でレビューを集めることを助長するような業者もあります。

読者の皆様には、地道にそして真摯にGoogleマイビジネスとその先のユーザーに向き合っていただき、店舗のサービス向上に取り組みながら集客を増やしていけるよう頑張っていただきたいと思っております。