Googleレビューサマリーは、長い間企業経営者を悩ませてきました。
しかし、状況は変わりつつあるようです。
Google Review Summaryとは?
Google Review Summaryは、レビュースニペットと呼ばれることもありますが、一般的には省略された3つの文章で、あなたのビジネスのスナップショットをキャプチャーするものです。
デスクトップ検索では、ビジネスプロフィールの一部として表示されます。
モバイル検索では、ページ下部に標準の個別カードとして存在します。
残念なことに、評価が4.3以下の場合、Googleは否定的な評価を1つだけ表示し、なぜそれが含まれているのか、どうすれば変更できるのかなどは簡単に理解できないようにしています。
しかしながら、Googleがマップアプリとモバイル検索結果の両方でGoogle Review Summaryを変更していることを示すような変化が起きています。
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Google MapアプリのReview Summaryでの変更点
モバイル版GoogleMapアプリでは、新しいGoogle Review Summary機能が登場しています。
これは最も一般的なPlaces Topicsに基づいたレビュースニペットの要約を表示するものです。
今ではAndroidとiPhoneの両方のGoogleマップモバイルアプリで、PlaceTopicに基づいたレビューサマリーが表示されるようになりました。
最も頻度の高いトピックがレビュースニペットの選択に影響を与え、そのフレーズを含むレビューにリンクしているようです。
この変更は、Googleマップのデスクトップ版ではまだ表示されていません。アメリカとカナダの両国では新しい表示になっています。
スニペットの下に表示されている「PlacesTopic」の数と、そのトピックに関するレビューを見るための「もっと見る」の矢印に注目してください。
GoogleはサードパーティのReview Summarryを表示するようになりましたか?
もう一つの興味深い変化は、サードパーティのReview Summarryカードがモバイルブラウザのブランド検索結果に表示されるようになったことです。
Googleは、サードパーティのサイトのサマリーカードを「Google Review Summary」の上に表示しています。
なお、これらの新しいカードを見るためには、レビューサイトが多い業界で、ページのかなり下の方までスクロールする必要があります。
これらのレビューカードは、画像や混雑する時間帯のさらに下のページのかなり下の方に表示されます。カードを見るためには、いくつかのカードを越えてスクロールしなければいけません。
興味深いことに、これらのサードパーティのレビューサイトのカードは、会社概要の「ウェブからのレビュー」セクションに表示されるレビューサイトに加えて表示されます。これらのカードは、自動車、歯科、医療、レストランなど、一般的なレビューサイトとバーティカルレビューサイトの両方が多い業界でのみ表示されます。
また、これらのページがハイライトや要約されるためには、最低限のレビュー数が必要なようです。これは私の推測ですが、サマリーが表示されるためには、少なくとも10件のレビューが必要です。実際の最小レビュー数は正確には分かりません。
この新しいreview summaryカードは、Google Review Summary をWEB検索結果ページのさらに下に表示します。Googleは、企業がレビューを掲載しているこれらのサードパーティサイトを強調することで、企業の可視性とブランド価値を高めています。戦術的な話をすると、これらのサイトで十分な数のレビューを集め、検索結果に表示されるようにするとよいということです。
今回の変更を利用してスニペットを改善するにはどうしたらよいのでしょうか?
レピュテーションマネジメントとカスタマーエクスペリエンスに関しては、まず、4.5の評価を得られるようにビジネスを改善することに注力すべきです。これにより、ネガティブスニペットが消える可能性が高くなります。
Googleマップでは、評価の高いエリアのPlaceTopicsでより多くのレビューを掲載することが問題解決に繋がる可能性があるようです。
モバイルブラウザでの結果については、依然として旧来の感情分析を使用していますが、サードパーティのサイトでより多くのレビューを得ることで、Google レビューサマリーがページの下に押し下げられ、そのダメージが最小限に抑えられる傾向があります。
このように経営者はレビュースニペットに長い間悩まされてきましたが、将来的にはレビュースニペットに影響を与える選択肢が増える可能性があります。願わくばレビュースニペットの選択方法の透明性が高まることを期待しています。
1.非常にゆっくりと変化し、ネガティブなスニペットが他のスニペットと比較して選ばれる理由が明確でないという意味で、厄介で不可解なものです。このような曖昧さゆえに、事業を改善するための道筋を明確にすることが難しいのです。
2.Googleレビューサマリーに表示されるネガティブなスニペットの数は、評価と強い相関関係があるようです。星4.4以上の評価では、通常、ポジティブなスニペットのみが表示されます。3.9~4.3の評価では、通常ネガティブスニペットは1つ表示され、低評価の企業ではネガティブスニペットは2~3個表示されることもあります。したがって、ネガティブスニペットが表示されないようにするには、良いレビューが圧倒的に多く、評価が4.5以上であることが必要です。
3.Place TopicというネーミングはGoogle史上最悪のネーミングです。何らかの感情分析を用いてレビュー内容から抽出されたビジネス固有の属性です。Googleはドキュメントの中で「実験的」と記していますが、少なくとも2019年の春頃から存在しています。
4.どのくらい新しくなったのかは誰にもわかりません。あまりにも多くの機能が追加されたり削除されたりするので、把握するのは難しいのですが、とりあえず「新しい」と言っておきましょう。
5.これらのサードパーティのレビューサマリーは、フォールド上に表示されるレビューサイトに加えて、さらに利用可能なレビューサイトがある場合に、動的に生成されるようです。
これらが表示されているバーティカルカテゴリを見つけるには、まずレビューサイトが多く存在するカテゴリを見つけ、かなりの数のレビューが掲載されている活発なビジネスを特定し、その上でブランド検索を行います。
明らかにGoogleは、リッチスニペットを持つレビューサイトをモバイル検索結果の1ページ目に追加しています。Googleは、サードパーティのレビューを基本的なサイテーションよりもより重要なウェブ参照の形態であると認識していることは、以前から知られていました。
今後の参考のためにお伝えします。デスクトップではマップのレビュースニペットがこのように表示され、モバイルでは以前はこのように表示されていました。
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この記事は許可を得て翻訳しています。
元記事は、GatherUp – Get Online Reviews & Customer Feedback で公開されたGoogle Review Summaries: What’s New & Differentです。