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Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)活用メリット・デメリットを徹底解説!

地域に特化したSEO対策であるMEO対策とは、Google マップで地域名や事業、商品名でを検索をした見込み客に向けて、情報発信していくことです。 このMEO対策を行うには、Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)を作成し、管理する必要があります。アカウント作成には、少しだけ手間がかかりますが、それ以上に大きなメリットが得られます。 本記事では自社のWebマーケティングを強化したい店舗運営者、マーケティング・集客担当者に向けて、Googleビジネスプロフィールのメリットをわかりやすくご紹介します。 Googleビジネスプロフィールとは Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)とは、Google検索やGoogleマップ検索の結果に表示されるお店や会社、施設などの情報を管理できるツールで、全ての機能を無料で利用することができます。 Googleビジネスプロフィールの基本機能 Googleビジネスプロフィールの基本機能として以下のものがあります。 営業時間や電話番号など店舗情報の掲載 写真の投稿 投稿機能 クチコミ管理・返信 商品管理 ウェブサイト作成 インサイト情報の取得 これらの機能の使い方について詳しく解説を行っています。 Googleビジネスプロフィールを利用するメリット Googleビジネスプロフィールを利用するメリットは、さまざまありますが主に以下の点が挙げられます。 無料でMEO対策ができる アプリの利用者が多いのでリーチできる範囲が広がる SEO対策よりも上位表示されやすい Googleマップアプリユーザーに来店促進が可能 データ分析がしやすい クチコミを通じて良い印象を与えることができる それぞれについて説明していきます。 無料でMEO対策ができる Googleビジネスプロフィールは、MEO対策に必要な機能をすべて無料で利用できることが最大のメリットと言えます。店舗の基本情報、イベントなどの情報や写真を何度更新しても料金は発生しません。 そのため、活用方法次第ではコストをかけずに宣伝効果の高い集客施策を行えます。ユーザーの興味を引く情報を掲載し、イベント情報や新サービスの案内を定期的に発信することが大切です。 アプリの利用者が多いのでリーチできる範囲が広がる GoogleマップはGoogle社が提供していることもあり、その利用者は日本だけでなく世界中にいます。スマホに設定された言語で、自動翻訳されて表示されるので、インバウンドの対策も同時にできるというメリットも! またGoogleマップは、日本国内の地図アプリサービスのシェア60~70%を占めているので、最初に取り組むべき地図アプリと言っても過言ではありません。 Google検索だけでなく、地図アプリ上での検索を元にお店を探す人もいるので、より広範囲に向けた情報伝達が期待できます。 SEO対策よりも上位表示されやすい Googleビジネスプロフィールの上位表示対策(MEO対策)は競合が地域内だけなので、SEO対策よりも難易度が低く、上位表示しやすいといえます。 対策する範囲が限られていることから、MEO対策はSEO対策に比べて低コストで行えるのです。 自店舗のスタッフで地道に更新しても良いですが、人手が足りないなどの場合は、MEO対策の専門外注事業者に依頼したり、ツールを使ったりすると良いでしょう(この場合もSEO対策事業者、ツールよりも相場的に安価です)。 MEO対策を外注した際のコスト感は以下の記事で紹介しています。 【最新】MEO対策の費用や料金相場はいくら?費用比較付きで徹底解説! ローカルミエルカの場合、無料プランの他、1~5店舗であれば月額9,800円×3か月からご利用いただけます。詳しくはこちらをご欄ください。 またGoogleビジネスプロフィールは、「ローカルパック」と呼ばれるGoogle検索上のMAP枠にも表示され、検索結果リストよりも上に表示されます(上位3位に入った場合に表示)。 有料広告(Googleリスティング広告)の枠 ローカルパック 一般検索結果 という順番で表示されるため、例えば「恵比寿 ジム」で調べた際にGoogleMap上で3位に入ることができれば、Google検索のローカルパックにも表示され目立つので、新規のユーザーに自店舗をより見つけてもらいやすくなります。 多くのユーザーは、意図的に最上部の広告枠を避け、ローカルパックや一般検索結果を見ます。そのため、MEO対策がうまくいけば、広告費を抑えつつ集客数を増やすことが可能です。 Googleマップアプリユーザーへ来店促進が可能 Googleビジネスプロフィールは、Web検索だけでなく、Googleマップのアプリ上からも見ることができます。Googleマップアプリの使用率は非常に高く、近年ではお店を探す際に最初からGoogleマップのアプリを開いて、キーワード検索するユーザーが非常に増えています。 そのため、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させることで、Googleマップアプリからの来店を促進できるのです。 データ分析がしやすい Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーのアクセスデータを取得し、データ分析を行うことができます。 インサイトには多くの項目がありますが、主要な項目は以下の4つです。 ①ビジネスプロフィールを閲覧したユーザー数 ビジネスプロフィールの閲覧数と、デバイスの内訳を見ることができます。 例えば以下のキャプチャを見ると、9割以上がスマートフォンでのアクセスかと思いきや、意外にも2〜3割ほどはPCで調べていることがわかります。...

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MEO順位チェックツールおすすめ7つを厳選紹介!選び方のコツも合わせて解説

飲食店やスポーツジム、クリニック等の店舗ビジネスにとっては、Googleマップ検索において店舗の順位を上昇させ、最初の枠内に表示させるMEO対策の重要性が高まっています。 マップ枠内の検索順位を上げることは、店舗を構えている地域に居住するユーザーの獲得にも寄与することから、店舗ビジネスのカギと言っても過言ではありません。 本記事では、MEO対策を検討中の店舗オーナー、マーケッターの MEOツール導入すべきか 導入を進めたいが自店舗の課題解決に繋がるツールを選定できるか不安 導入検討にあたり複数ツールの特徴を比較検討したい 等のお悩みを解消するために、MEOツールのご紹介や大前提として理解しておくべきMEOツールの機能、使用上のメリット・デメリットを解説致しました。 集客強化を目的にMEOツールの導入を検討している方は、是非参考にしてください。 MEOツールとは そもそもMEO(※)とは「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略称で、Googleマップなどの地図検索の結果に上位表示されるよう、最適化を図ることを指します。 ※別称、「ローカルSEO」「Googleマップ版SEO対策」と呼ばれ、店舗ビジネスを営む事業者にとって集客に欠かせない施策で、MEO対策の具体的な内容は、 日々の表示順位のチェック Googleビジネスプロフィールの最適化 クチコミ投稿の促進 等が挙げられます。代理店を仲介して施策を実施すると、運用手数料を支払わなくてはなりませんが、MEOツールを導入することで、自社のリソースで運用することが可能。 つまり、MEO対策のサポート機能及び、上位表示ノウハウを備えたMEOツールを導入することで、上手く内製化に成功できればコスト削減とノウハウ蓄積に繋がるのです。 MEOツールが出来ること7選 本項ではMEOツールが出来ることを7つご紹介します。ツール導入の検討をする上での判断材料にしてください。 ユーザー全体の動向を分析可能 店舗のある地域で、ユーザーの検索を分析できる 口コミやレビュー数の分析が可能 キーワード別の検索順位の取得が 競合サイトの検索順位を確認できる可能 レポート作成の効率化 多店舗の一括管理を実現 1.ユーザー全体の動向流入経路及びアクションを分析可能 MEOツールを導入することで、 ユーザーがどのようにして店舗情報にたどり着いたのか 店舗情報にたどり着いた後に取ったアクションは何か を分析することができます。 ユーザーの行動を把握し、次なる施策を打つことができます。 その他、検索時に使用していたデバイスは何かも確認できるため、PCとスマホそれぞれに最適なターゲティングができるようになります。 実施した施策の評価と評価を基にした次の施策出しに繋がるため、流入経路を分析出来る点は導入理由のきっかけになるでしょう。 2.店舗のある地域で、ユーザーの検索結果を分析できる マップ枠内の検索順位結果は、ユーザーが検索する場所によって変動します。 地域別の検索結果を調査することは、MEOツールを導入をしなければ調査自体が非常に困難です。 3.口コミやレビュー数の分析が可能 先述の通り、検索順位結果にはユーザーの検索行動や場所が起因しておりますが、口コミやレビュー数などの外部対策も非常に重要です。 MEO対策では、 関連性があるか 距離感が適切か 知名度があるか の3点が検索順位の表示に影響しているため、口コミやレビューといったユーザーの生の声は検索順位の改善にも繋がります。 但し、口コミの数をKPIとして追うだけでは不十分で、口コミの質も改善要素として含まれているため、ユーザーからの投稿に返信可能な場合は積極的に返信することがポイントです。 店舗情報の露出度合いによっては、管理しがたいほどの投稿数が蓄積されるケースもありますが、MEOツールは上記のユーザーデータを管理できるため顧客情報管理の観点でも非常に有益なツールと言えるでしょう。 4.キーワード別の検索順位の取得が可能 MEOツールを活用することで、検索キーワード別の順位変動を分析できます。キーワードによって検索順位が異なるため、適切なキーワードを選定することが肝要です。 狙うキーワードや、Googleビジネスプロフィールで確認できる検索流入につながったキーワードを、MEOツールにを入力すると、店舗順位を自動解析。キーワード毎の店舗順位を取得したり、競合と比較することもできます。 5.競合サイトの検索順位を確認できる 上記のように、MEOツールでは、競合他社のサイトや店舗の検索順位を確認することも可能です。 競合店舗の順位変動を把握し、上位店舗の投稿コンテンツや店舗情報の内容を見て、自社サイト及び自店舗で実施している施策の改善点を見つけることができます。 自社で行っている施策の把握と分析は勿論重要ですが、競合分析をすることも自社での取り組みに活かせることを理解しておきましょう。 6.レポート作成の効率化...

導入事例

焼き鳥居酒屋「てけてけ」など約90店舗を展開するユナイテッド&コレクティブ株式会社様にローカルミエルカを導入いただきました

株式会社Faber Companyはチェーン店向けデジタルマーケティング支援ツール「ローカルミエルカ」を、ユナイテッド&コレクティブ株式会社様にご導入いただいたことを発表いたします。ご担当者様に伺った導入の決め手をご紹介いたします。

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Googleビジネスプロフィールの削除をするのはどのような場合?削除する方法と注意点を解説

飲食店を探したり、近所のスポーツジムを探すときに多くのユーザーがGoogle検索を利用します。そして、Google検索の上位に表示された飲食店を予約したり、クチコミ評価の高いスポーツジムに見学の申し込みをするという行動を取ります。 そのため、Google ビジネスプロフィールを活用し、地図上の検索対策をしている店舗が多いのです。 そのような中、店舗の閉店や廃業、移転など、やむを得ずGoogleビジネスプロフィールを削除したくなる場合があるでしょう。   しかし、GBP上で店舗の削除を行うことは、店舗情報をGoogleマップから消すこととイコールではありません。そのため、まずはGBP上の店舗に、「閉業マーク」をつけて、ユーザー閉店をしたことをお知らせすることが大切です。 本記事では、店舗が廃業した場合に、どのような手順で店舗情報をメンテナンスしていくか、Googleビジネスプロフィールを削除することの意味、削除の際の注意点をわかりやすくご紹介していきます。 Google ビジネスプロフィールの削除の前に、まずは「閉業マーク」をつける Googleビジネスプロフィールの「ビジネスプロフィール」を削除を想起するのは、次のようなケースでしょう。 店舗が閉店・廃業した場合 店舗の移転と同時に業態(ブランド名など)変更をする場合 自店舗のビジネスプロフィールが重複して存在している場合 しかし、いきなり削除をしてしまうと、管理権限を失い、何もできなくなってしまいます。 そこで、店舗が閉店した場合に「閉業マーク」を付けます。閉業をマークを付けることで、Google検索やGoogleマップ上に「閉店」を伝え、ユーザーが間違って来店してしまうことを防げるからです。 また、店舗のビジネスプロフィールが重複しているときは、ユーザーがどちらの情報が正しいのか混乱しないようにと削除するのではなく、店舗の統合か削除かを考えて適切な処理をします。(詳しくは、Googleのガイドラインを参照ください。) Google ビジネスプロフィールを削除するべきではないケース また下記のようなときにも、Google ビジネスプロフィールの削除はすべきではありません。 店舗住所を変更するとき オーナーの変更 悪いクチコミを削除してアカウントを再度作り直したい場合 店舗住所の変更 店舗の移転に伴い店舗住所が変更になった場合は、Googleビジネスプロフィールを削除せずに、店舗住所や電話番号、店舗の写真など店舗情報を変更します 店舗の住所を変更する手順は以下の通りです。 登録したアカウントにログインする 「プロフィールを編集」から「ビジネス情報」に進む 「所在地とエリア」「ビジネス所在地」の編集アイコンを選択する 変更先の住所の入力をし、「保存」を選択する オーナーの変更 オーナー権限を持つ方が異動や退職をする場合や、他の会社に事業譲渡する場合、他のユーザー(Googleアカウント)にオーナー権限を譲渡します。 オーナー権限の譲渡する流れは以下です。 メニュー画面から「ユーザー」を選択する(※) 「新たなオーナー」を選択する 「メインオーナー」を選択する 「譲渡」を選択し「完了」を選択する ※まだユーザーになっていない方をオーナーにする場合は、まずはユーザーとして招待をします。 悪いクチコミを削除してアカウントを再度作り直したい Googleビジネスプロフィールには悪いクチコミが集まってしまったとしても、悪いクチコミを消すという理由で削除を行うべきではありません。 一度GBPアカウントを削除して新たにページを作っても、屋号や連絡先、住所などから重複したものと認識される可能性があります。そうなると、再度メインページに統合され、結果として悪いクチコミも紐づけられてしまうからです。 この場合は、アカウントの削除を行うのではなく、丁寧に返信を行うことで、誠意のある対応を行っていることを他のユーザーにアピールしていくことが大切です。 ただし、Googleのポリシーに違反している悪質なクチコミの場合は、Googleに対して、削除の相談をすることもできます。(日数がかかり、削除されるとも限りません)詳しくはGoogle公式の禁止および制限されているコンテンツをご覧ください。 クチコミ削除の方法①Googleビジネスプロフィールから報告する 「クチコミ」から削除したいクチコミを選び、「不適切なクチコミを報告」をクリックすると、どのように不適切なのか選択肢が出るので当てはまるものを選択します。 「送信」を押せばGoogleに削除を依頼することができます。 クチコミ削除方法②Google検索画面やGoogleマップから報告する Google検索やGoogleマップから、ユーザーとして報告する方法です。 店舗のクチコミ欄から該当のクチコミを選び、「レビューを報告」をクリックします。 その後、Googleビジネスプロフィールから報告する場合と同様に選択肢が表示されるので、当てはまるものを選択して送信すれば完了です。 Google ビジネスプロフィールで店舗を削除するリスクとは? Googleビジネスプロフィールの削除方法を解説する前に、Googleビジネスプロフィールで店舗情報を削除した場合のリスクをお伝えします。 ご存じのように、Googleマイビジネスではオーナーが不在の店舗情報を第三者が書き換えることができます。 また、「GBP上で店舗の削除を行うこと=店舗情報をGoogleマップから消すこと」にはならず、長い場合は数年にわたり店舗情報がGoogleマップ上に残ります。(「閉業マーク」を付けていれば、閉業マークも表示されますのでご安心ください。)...

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【2023年最新】MEOツールの選び方とおすすめツール比較10選

MEO対策は、店舗型ビジネスのWEBマーケティング施策の中でも重要なものの1つです。 MEO対策を効率的に行い、その対策の効果測定をすることができる「MEOツール」と呼ばれるものがあります。イメージしやすいものだと「Google口コミ」の投稿を促すツールやinstagramやTwitterなど他SNSへの投稿を連携させることでGoogleビジネスプロフィール(GBP)に自動投稿するツールなどがあります。 店舗事業や地域に根ざした複数の拠点のMEO対策を既に行っている、または、これからMEO対策を行うかを検討している方に向けて MEOツールを導入することで出来ること MEOツール導入のメリット/デメリット MEOツールの選び方 などについて解説していきます。 そもそもMEOツールとは? MEOツールは、Googleマップなどの地図エンジン検索から店舗情報へのアクセスを解析することができるツールです。 具体的には、 アクセス数 各キーワード別のマップ順位 など、MEO対策の効果測定や検索後のユーザー推移などを分析することができます。 MEO対策は、「マップ順位のチェック」「GBPの最適化」「口コミ投稿を促す施策」などやるべきことが多く、全て自力でやろうとすると、運用工数が多くなり多大な負担がかかります。 しかし、MEO対策を外注すると運用工数が削減でき現場の負担が軽くなるというメリットがありますが、その分外注費がかかってしまったり、社内にMEOのノウハウが溜まりにくいというデメリットがあります。 そこで、MEOツールを導入することで、MEO対策の内製化ができ、効率的にMEO対策を行うことができるようになります。 MEO対策とSEO対策の違いについては以下の記事もご参照いただけますと幸いです。 ⇒MEO対策とSEO対策の違いは?初心者にもわかりやすく解説! MEOツール導入で出来ること MEOツールを導入することで、具体的にどんなことが出来るようになるのか解説していきます。 自社のマップ順位状況の把握 競合店舗の検索ワードや順位計測 社内レポート業務の効率化 自社の順位状況の把握 自社のGBPに訪れるユーザーが検索しているキーワードやその順位、インサイトデータを自動で算出できるので、改善が必要なキーワードや施策後の施策効果計測が可能となります。  また、住所を指定した検索順位や営業時間を指定した検索順位の取得も可能なツールもあります。 これまで毎回手打ちで確認していた検索ワードの順位集計が自動化出来るので業務負担は大幅に減るでしょう。 競合店舗の検索ワードや順位計測 MEOツールには自社だけでなく、競合の順位計測が可能なものもあります。 具体的には日付・時間別、キーワード別で他店舗の検索順位状況を一覧表示することができます。 競合店舗のマップ順位を毎日データ収集し、競合との差分を知ることができます。 競合差分の分析から、競合よりも魅力的なキャンペーンを実施したり、店舗のメニュー開発をしたり、さまざまな施策にいかすことが可能になります。 社内レポート業務の効率化 数店舗だと対応できるかもしれませんが、複数の地域でチェーン展開している企業の中で、所有する店舗が多いところは、店舗情報の分析に多くの時間が費やされます。 MEOツールを導入することで、全店舗の情報を集計し、そのデータを分析することができるようになります。また、ツールによってはクラウド上にデータを自動で共有するといったMEOツールもあります。さらには、ツールから得た情報を分析した結果を記録するツールもあります。 これらのツールは社内レポート業務の効率化に大きく寄与してくれるでしょう。 MEOツールの導入メリット MEOツールを導入することのメリットについて具体的に見ていきましょう。ここでは、 その効果について以下の4点を説明していきます。 口コミ/GBPの最適化 順位計測の効率化 複数の店舗運用の効率化 ユーザーのページ遷移から興味関心の推測が可能 口コミ/GBPの最適化  MEO対策で重要なことは、自社が狙いたいキーワードが検索された時に、Googleマップの検索上位に表示されることです。 一般的に、ユーザーは検索結果の上位に表示された店舗から順に気になる店舗をクリックします。 良い口コミ/悪い口コミ それに対する店舗側の回答 店舗の写真(美味しそうな料理、内観や外観など) など確認し、その店舗に興味を持ってくれればそのまま来店につながることもあります。 ここで、さらに重要となるのがGBPの最適化です。 実際に店舗まで足を運んでもらったお客様や検索ユーザーとGoogleに評価されるGBPを作成することで、より多くのユーザーにあなたのお店の良さが届くでしょう。 順位計測の効率化 MEOの基本であるマップ順位計測を効率的に行うことができます。 マップ順位はどこで調べるかによって順位が変化します。...

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MEO対策とSEO対策の違いは?初心者にもわかりやすく解説!

MEO対策とは? MEOとは、「地図エンジン最適化(Map Engine Optimization)」の英語表記のイニシャルをとったものをいいます。 MEO対策とは「Gooleマップで店舗名やサービス名を地図検索をする際に、自分の店舗情報を上位に表示させる」ことを目的にした施策のことです。 エリア名の検索ワードを対策するので、正式にはMEOを「ローカルSEO」と呼びます。(MEO対策は日本の造語になります) これまでは、何かを探すときはGoogle検索やYahoo検索で近くの店舗やサービスを探したりしていましたが、最近はGoogle Map上の検索窓から「新宿 ラーメン」や「渋谷 美容室」というキーワードで検索をして店舗を探す人が増えています。 MEO対策の効果は、Googleマップのサービス内だけではなく、Google検索にまで影響を与えます。MEO対策をすることで、Google マップに登録されている店舗やサービスに関する情報はGoolge検索でも表示されるようになります。 Google マップ上に登録されている店舗・サービスに関する情報が検索順位で3番以内に入るとGoogle検索した時に、表示される地図の下に3店舗が表示されます。これを「ローカルパック」といいます。 SEO対策とは? SEO対策とは、Search Engine Optimization の略で〝検索エンジン最適化〟であり、自社サイト(ホームページ、店舗ページなど)を検索エンジンで上位表示させるために行う施策というニュアンスで使われる言葉です。 情報を探す人は、知りたい事柄に関するキーワードをGoogleやYahooのような検索サービスの検索窓に入れて、検索された結果の上位からクリックする傾向にあります。 SEO対策によって、自社のホームページ、店舗ページが検索結果の中で上位に表示させ、予約数、注文数を増やすことができます。 SEO対策についてより詳細に知りたいという方は、当社の別記事「【最新版】正しいSEOとは?5つのSEO対策とチェックリスト」をご確認ください。 MEO対策とSEO対策の違い ここからが本題になります。 改めて、MEO対策とSEO対策について、端的にそれぞれの目的をまとめると以下のようになります。 MEO対策:Gooleマップで店舗名やサービス名をマップ検索する際に検索上位に表示させる SEO対策:検索サイトで自社のHPや関連サイトを検索結果の上位に表示させる ここでは、MEO対策とSEO対策の違いを9つのポイントから見ていきます。   MEO対策 SEO対策 取り組み難易度 易 難 検索するユーザー層 目的を持った近くにいる個人 目的の異なる不特定多数 検索結果が表示される位置 検索結果のすぐ下 検索で出た地図の下 対象ツール Googleビジネスプロフィール(ローカルビジネスの情報を表示・管理できる無料ツール) WEBサイト・ブログなどのコンテンツ管理システム(CMS) 対策方法(一例) ・Googleビジネスプロフィールの情報を可能な限り記入 ・事業に関係する最新の内容や関連情報をある程度の頻度で更新 ・Googleビジネスプロフィールの口コミの増加・Googleビジネスプロフィールの悪い口コミへのフォロー ・SNS上でシェア(引用)の増加 ・検索ニーズに合わせたコンテンツ作成 ・URLのわかりやすく整備 ・WEBサイトの全体の構造の最適化 ・WEBサイト表示速度の改善 ・WEBサイトのスマートフォンへの対応 ・外部リンクの獲得(関連性のあるものや価値の高いサイトなど) 対策範囲 ・特定の地域に特化した対策・店舗がある地域名で検索をするユーザーに対して集客 ・特定の地域など関係しない対策・地域名が検索をするとMEO対策とSEO対策の両方の検索結果が表示...

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MEO(ローカルSEO)対策ツール・順位チェックツールをプロ目線で比較!

店舗を構えてビジネスをしている会社にとって、Googleマップの検索結果で上位表示させる「MEO(ローカルSEO)対策」は必要不可欠ですよね。有効かつ効率良くMEO対策をするなら、MEOツールを導入しましょう。 しかし、MEOツールによって機能や価格が異なり、数多くの会社が独自のMEOツールを展開しているので、どのツールを選べばいいか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。 ということで、この記事ではMEOツールを比較し、おすすめツール厳選3つを紹介するので、ぜひ参考にしてください。 MEOツールとは? MEO(ローカルSEO)ツールとは、Googleマップの検索結果に自社の店舗を上位表示させるために必要な機能を備えた、MEO対策をするためのツールのことです。各社さまざまな機能を持ったツールを開発しており、無料から有料のものまで数多く世に出回っています。 MEO対策で成果を上げるには、自社に合う機能・サービスを備えたMEOツールを選定することが大切です。 MEO対策に有効な5つの機能・サービス MEO対策を有効かつ効率良く実施するために、MEOツールに求める機能・サービスは次の5つです。 それぞれ詳しく見ていきましょう。 ①Googleビジネスプロフィールの最適化 ②Googleマップでの検索順位をチェック・計測 MEO対策はGoogleマップの検索結果で上位表示させて、売上・利益を増やすことが目的です。 そのためMEOツールにはマップの検索順位を計測してチェックできる機能が必要となります。 キーワードごとの順位を計測するだけでなく、検索順位をチャート化して順位の推移をチェックできる機能も搭載していると便利です。 なお、順位計測できるキーワード登録数の多さも、チェックしておきましょう。 ③複数拠点のGoogleビジネスプロフィールの更新を効率化 数十〜数百店舗のチェーン展開をしている場合、複数拠点のGoogleビジネスプロフィールを一元管理・運用できる機能があると便利です。 店舗数が増えれば増えるほど、Googleビジネスプロフィールの管理・運用にかかる工数も増えていきます。そのため、店舗情報・キャンペーン情報の一括更新や、サービス・メニューの一括登録機能があるものを探す必要があります。 また、情報の一括更新だけでなく、全店舗のアクセスデータ解析機能や、SNSへの同時投稿機能を備えたMEOツールもあります。複数拠点を展開しているなら、一元管理の機能が充実したツールを選びましょう。 ④口コミの獲得機能 検索順位を上げるためには、口コミの数も重要です。また、来店者による生の評価やコメントは他のユーザーを呼んでくれるので、昨今では「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」と呼ばれています。 しかし、口コミは店舗側でコントロールしにくく、良い評価やコメントを増やすのは難易度が高いです。口コミの投稿を積極的に増やしてくれる機能は、MEO対策において非常に重要な機能と言えるでしょう。 ただし、サクラの口コミを増やすのはGoogleのガイドライン違反となり、最悪の場合ビジネスプロフィールが停止する危険性もあるので、注意が必要です。 ⑤専門家によるサポート MEOはまだ未成熟の分野であり、頻繁にアップデートが繰り返されるので柔軟に対応する必要があります。しかし、コア業務があるとMEO対策にまで手が回らない場合も多いです。 MEOツールの契約特典で、チャットや電話によりサポートを受けられれば、不安なことや有効な施策を相談できるので、サポートサービスがついていると心強いでしょう。 MEOツールを比較 MEO(ローカルSEO)ツールは、無料のものから有料のものまで、膨大な数のツールがあります。 MEOツール 最低料金 特徴 ローカルミエルカ 無料~ ・検索順位計測機能 ・GBF管理 ・口コミ管理 ・複数拠点管理など MEOマスター 月額500円~ ・検索順位計測機能 ・GBF管理 ・口コミ管理 ・複数拠点管理など COCO 月額1,500円~ ・口コミ獲得に特化 ・SMSを利用してユーザーとコミュニケーションが取れる Gyro-n 月額1,500円~ ・検索順位計測 ・GBF管理 ・口コミ管理など MEOチェキ 月額3,278円〜 ・検索順位計測機能...

導入事例

1年で売上約9,600万円アップ! GBPの登録だけで終わらない、キタムラのローカルSEO戦略とは?

「ローカルSEO」や「MEO」(Map Engine Optimization/地図エンジン最適化)という言葉が盛んに取り上げられるようになったが、まだ国内での成功事例があまり出ていない。そこで今回は、ローカルSEO施策を正しく進めるためのヒントとして、株式会社キタムラの事例を紹介する。 同社では、GBP(Google Business Profile:Googleビジネスプロフィール)経由の電話や経路検索などのアクション数が前年比で約113%増加。売上貢献額も1年で約9,600万円増えるなど、ローカルSEOが成果に結びついている。ローカルSEOを推進しているCRM/ディレクションチームでリーダーを務める五味敏幸氏と同チームのサブリーダーである山内一篤氏にお話を伺った。 キタムラは「ローカルSEO」=「1対nの集団コミュニケーション」と定義 キタムラは、カメラ用品店「カメラのキタムラ」や記念日スタジオ「スタジオマリオ」などを、全国に約1,060店舗(2022年8月末時点)展開する企業。そんな同社で力を入れているのが「3つのDX(Digital Transformation)」だ。商品・営業・顧客基盤の3領域におけるデジタル化を推進し、AIによる買取査定やライブコマースの活用など、幅広い取り組みを行っている。その中で注力する施策の1つがローカルSEOになる。 ローカルSEOのうち、山内氏らの担当はCRM(Customer Relationship Management)領域で、「LINE」や「ローカルSEO」を活用した顧客コミュニケーションを進めている。 2つのチャネルは、 • 1対1の個別コミュニケーション=LINE • 1対nの集団コミュニケーション=ローカルSEO と位置づけ、チャネルの特徴に合わせてコミュニケーションを設計しているという。 例えば、再来店を促したい場合、LINEでのクーポン配信などを継続的に行うことが効果的だ。しかし、多くの店舗事業者と同じように定期的な来店を求めるだけでなく、「新規顧客との接点をできるだけ広く持つこと」も大切になってくる。ローカルSEOは、この新規集客施策における柱の1つと位置づけている。 同社が展開する事業の1つである「スタジオマリオ」では、需要の減少からWebサイトの検索流入が下降傾向にある一方で、GoogleマップからのWebサイトの流入が増えてきているという。さらに、業界全体で顧客数が減少する中、スタジオマリオの顧客単価は上昇傾向にある。 撮影ニーズが多様化したことに合わせて「GBPでの情報発信を強化した」ことが、単価が上がっている要因の1つだ。例えば、以前であれば「七五三」「お宮参り」などが主な撮影ニーズだったが、昨今では「マタニティ」「子どものバースディフォト」「家族写真」など、さまざまなニーズが出てきているのだ。山内氏は下記のように語る。 新たなフォト需要に対応できるようになっていることは、ローカルSEO施策の成功例の1つだと考えています。これまで「マタニティ撮影」などで検索したとしても、弊社の運営するスタジオマリオが表示されることはありませんでした。こうしたニーズでも検索結果に露出できるようになったことで『こんな撮影もスタジオマリオでできるんだ!』とお客様に気づいていただけるようになりました。確実に新たなお客様との接点につながっていると感じています(山内氏) ビジネスチャンスを広げるために、ローカルSEOへの取り組みを本格化 しかし、最初からうまくいっていたわけではない。以前の同社では、海外製のGBP管理ツールを用いて店舗情報を一括管理していた。現在では情報整備が進んだが、次なる課題も見えてきた。当時の状況ついて五味氏は振り返る。 店舗情報の登録だけで終わってしまっていました。PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)のP(計画)、D(実行)だけで終わってしまい、C(評価)、A(改善)まではできていない状態だったんです。施策の影響を可視化(データ化)できていなかったことが、施策を進められなかった要因だと考えています。そこで、弊社に足りていない部分をサポートしてもらえる企業を探して、Faber Companyが運営するローカルSEO支援ツール「ローカルミエルカ(https://local-mieruca.com/)」にたどりつきました。GBPを活用してさらに高いレベルでローカルSEO施策を推進できると思ったからです(五味氏) 「キタムラさんはビジネスチャンスを逃しているのではないか」――。キタムラの現状分析を進める中で、サポートを担当したローカルミエルカの中本俊一がそう感じた出来事がある。それは中本自身が、年賀状の印刷を近場で探していた時のことだった。 2020年に年賀状を作ろうとした際のことでした。もう店頭印刷しか間に合わない時期になってしまっていたので、店頭印刷ができる場所を探していたんです。「近くの年賀状 印刷」などと検索しても全然参考になる情報が出てきませんでした。 これは“今まさに情報を必要としているユーザー”に対して情報を届けられていない状態で、大きな機会損失だといえます。ローカルSEO施策を通じて我々がやれることがたくさんあると、この経験から確信しました(中本氏) 上記の「年賀状」のような検索キーワードは、業種・サービス・商品名など、主にブランド名を指定しない検索であり、「間接検索」(GBP内の用語)と呼ばれる。この間接検索をするユーザーは「何かしらの来店行動を必要としている(例:年賀状を印刷したい、食事をしたい、髪を切りたい…等)が、どこのお店に行くかまだ決めていないことが多い」と考えられる。そして、こうした間接検索におけるGoogle マップでの露出は、GBPの店舗情報の登録だけではカバーできない。 一体どのようなことをすれば、間接検索をしているユーザーにも情報を届けることができるのだろうか。以下で、キタムラのGBPにおける取り組みを解説する。 キタムラのローカルSEOの取り組み。登録だけで終わらないGBPの活用法とは? キタムラが重視したのは、「戦略立案」、そしてそれに基づいた「施策推進」だ。ローカルミエルカが伴走した具体的な施策内容について、2つのポイントに絞って解説する。 ➀独自のロードマップを用いて、進むべき方向を明確化 GBPに営業時間などの基本情報を登録したのみで終わってしまっている事業者は残念ながら多い。しかし、GBPは情報登録してからが本番。行うべきことは多数ある。 GBP運用では、「何をどのように進めたら良いかわからない」とお悩みの企業も多い。そこで、ローカルミエルカでは進むべき方向性を明確化するために、独自に策定したローカルSEOやGBPの活用に向けた「ロードマップ」を定めている。 上記の図のように、ローカルSEO施策をいくつかのステップに分け、まずその企業がどのフェーズにいるのかを明らかにし、次のステップに行くためにはどうすれば良いのかを考える。キタムラの場合、「ステップ1:情報整備」の段階で止まってしまっていた。そこで、情報整備の課題を洗い出し、順にステップアップできるよう計画を立てて施策を推進していった。 よく勘違いされることとして、ローカルSEO施策には「裏技」のような手法を期待されることがあるが、そのようなものは存在しない。「必ずマップ検索順位を1位にできる」「良い評価のクチコミだけを大量に集められる(悪いクチコミを消せる)」といった勧誘も増えていると聞くが、Googleの規約違反になる可能性が高く、注意が必要だ。 ローカルミエルカの中本はローカルSEO施策を進める意義について、下記のように説明する。 最終的な目標は、「信頼感の醸成」や「顧客体験の向上」です。GBPは、提供するサービスを紹介するだけでなく、コミュニケーションの簡素化や店舗サービスレベル向上など、お客様の体験をより良くするために役立つツールです。検索順位などはあくまで結果であって目的にはなり得ません。 とはいえ、いきなり信頼感を醸成することは非常に難しい。情報の整備や最新情報の配信など地道に施策を積み重ねていくことで、お店に対する信頼度が上がっていくはずです(中本) ➁店舗ブログとの連携で情報発信を多面化 ローカルSEOに取り組む企業からよく寄せられるのが「GBP上で発信するネタがない」「何を発信して良いかわからない」という相談だ。 GBP上で情報を発信していくだけに、新たなコンテンツを作ることは手間がかかる。そこで目を付けたのが、「店舗ブログ」だった。店舗ごとのブログを運営し、入荷情報やスタッフの人柄を伝えるなど、店舗ならではの情報発信をしている企業は多い。この店舗ブログをGBPにも活かすことができれば、これまで以上にユーザーの目に留まり、来店数アップの可能性は高まる。 キタムラでは、各店舗がセールや新サービスなどを伝えるために店舗ブログを更新していた。そこで、ローカルミエルカの「ブログ連携機能」を活用し、店舗ブログを自動的に各店舗のGBP最新情報にも反映されるようにした。追加の工数をかけることなく、全店舗(約1,060店舗)のGBPで店舗ごとに最新情報発信が可能となった。 店舗ブログをGBPと連携させることでどのような成果につながったのだろうか。 GBPへの投稿数とビュー数(GBP上での最新情報の閲覧数)の推移を見てみると、2022年4月にはビュー数だけで90万ビューを突破。昨年比の2倍強の数を達成した。またそれに伴い、クリック数(GBP→キタムラWebサイトへの遷移)も増えているため、「店舗ブログ」だけを運営していた場合よりも、ユーザーに認知される機会を増やすことに成功している。 GBP経由の電話や経路検索などのアクション数は、前年比約113%に こうした施策を推進した結果、2021年4月~2022年3月における全ブランドのアクション数(*)の合計は、前年比で約113%となった。これはGBP経由での店舗への電話や経路検索のタップ数が13%ほど増えていることを意味している。なお、写真スタジオは季節ごとの需要の増減なども激しいため、単純な比較はできない。新型コロナウィルスによる影響もあったと推察される。それでも積極的な施策が実を結んでいると同社は捉えている。 *アクション数:GBPの参考になるデータとしてGoogleから共有されている指標の1つ。合計アクション数として、Webサイト、ルート、通話に関するユーザー行動の合計数をインサイトデータから確認できる(参考:「Googleビジネスプロフィールヘルプ」。 こうしたGBP上のアクションの増加は、実店舗にどのような価値があるのだろうか。集客への貢献度はGBPのインサイトデータから導くことができるが、実際の来店数や売上にどれだけ貢献したのかを計測することは難しいと思われている。しかし、中本によると、売上貢献度をある程度見積もることが可能だという。 アクション数(経路検索、電話等)の増加は、店舗への興味を持つ人が増えた証明だといえます。それらに“来店率”や“顧客単価”などを掛け合わせることで、GBP運用による売り上げへの貢献度を見積もることが可能です。今回試算したところ、キタムラさまのローカルSEOによる売上貢献額は、1年で9,600万円ほど増えていることがわかりました。「GBP運営は意味があるのか?」と聞かれることが増えていますが、本事例のように、実店舗集客に貢献することは可能だと考えています(中本) 現場も重視した施策推進で、デジタル化を加速...

導入事例

山口県のふとん店(1店舗)が、GBPとクチコミの活用で過去最高売上を達成!【地方企業の活用事例】

今回は、山口市で寝具店(1店舗)を経営されているオーナー様にローカルミエルカを導入いただき、売上を過去最高※1に伸ばした例をご紹介します。 ※1 過去大きなイベントを実施した月は除く ■1店舗だけでも効果あり。ローカルミエルカ0円プラン(無料)に申し込む 「地方の個店ではWebを活用するのは難しい」と感じていました ある日、ローカルミエルカに山口市で寝具店(1店舗)を経営する山口すみれ様からお問い合わせが入り、営業の西川がお話を伺いました。 西川: 現在、山口様はどのような方法で集客をされていますか? 山口様: お店に来てくれるお客さんは、お客さん同士のクチコミが多いですね。 その他やっていることも、チラシなどアナログな活動がほとんどです。 西川: クチコミでの集客に強いのですね!それはいいことを伺いました。 Web上で何か集客のために行っていることはありますか? 山口様: ホームページはあって、できる限りブログの更新をするようにしているのですが、月1回ほどの更新のみです。 ブログやECサイトをうまく活用できると良いんですけど、どんな情報をどうやって発信すれば成果が出るのか分からず、地方の個店ではWebを活用するのは難しいと感じていました。 西川: なるほど、現在の実店舗への集客は、ほぼアナログ施策によるものなんですね。 山口様をはじめ、地方でお店を経営している方の多くが、SNSやGoogleを活用した店舗集客に課題をお持ちであることがわかりました。 一方で、だからこそWebを上手く活用できれば、そのエリアの競合店に大きく差をつけるチャンスになり得るのではないでしょうか? Googleマップを使った集客は、実店舗への集客なので、ECサイトを新たに作ったり、複雑なLPを作る必要がありません。個店オーナー様が最初に取り組まれるWeb施策として最適であるとご提案いたしました。 きっかけは、同じ悩みを持つ地方の個店オーナーからの紹介 西川: そもそもローカルミエルカにお問い合わせいただいたきっかけは何だったんでしょう? 山口様: 自分と同じ境遇、つまり地方で個店を経営している知人がいるんですけど、その知人に「Googleマップから集客を増やせる良いツールがあるよ」と紹介してもらったんです。 私と同じようにWeb活用に悩んでいた知人が、成果が出ているというツールなら、導入を考えてみても良いかなと思ったんです。 西川: そのオーナー様のおかげで、山口様に会えました!ありがとうございます! とはいえ、、、ぶっちゃけ、導入を決めた時に不安は無かったのでしょうか? 山口様: 正直、ありました(笑) 何をしたら上手くいくのかが本当に何も分からなかったので、良いか悪いかの判断ができなかったんです。 ただ、西川さんから、お店の状況に合わせて、いつ何をすれば良いのかを教えてもらったので、月額9,800円なら一度信じてみようと導入を決めました。 西川: 信じていただき、ありがとうございます。 山口様と同じように、Webを使った実店舗への集客に取り組みたいとお考えのオーナー様は、下記より無料プランでご相談ください。 ■1店舗だけでも効果あり。ローカルミエルカ0円プラン(無料)に申し込む 新型コロナウイルスの影響で寝具のWeb検索が増えている Googleトレンドで寝具関係の検索数の推移を見てみると、Web検索する人が増えていることが分かります。特に大きな変化があったのは2020年3月〜6月、つまり、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要です。 山口様はお客様ひとりひとりに対して丁寧に体の不調や眠りのお悩みを聞いて、お客様を健康にすることに全力を注いでいらっしゃいました。 実は、西川はパーソナルトレーナーをやっていて、「お客様を健康に」ということに対する熱意に非常に共感できました。 まだお店を知らない人たちに山口様の熱意をWebで伝えていこう、そうすればお客様も増えると確信したのです。 ローカルミエルカを使い、GBPの情報を整備し、管理も簡単に ローカルミエルカ導入後に行った施策をご紹介します。 導入当初、Googleマップに掲載されている情報(Googleビジネスプロフィール)はほとんど手が付けられていませんでした。 そこで、以下の様なロードマップで対策することをご提案し、進めていただきました。 ①店舗の基本情報を整備 店舗名、住所などお店の営業に関わる情報を整備して、「お店に行こうとしたのに営業時間が間違っている」という機会損失を無くす ②商品やサービスを登録 店舗で取り扱っている商品やサービスの情報を掲載することで、消費者が求めているものを提供できるとアピールする ③最新情報の投稿 競合他店との違いや自店舗ならではの強みを発信して、比較検討しているお客さんの来店を後押しする ④クチコミを集める 具体的な内容が詳しく書かれたクチコミを数多く集めるための仕組みを作って、クチコミをご覧になった他のお客様が、来店をイメージできるようにする